企業名 | 株式会社八ちゃん堂 |
補助金・助成金名 | ものづくり補助金(H25年度補正)/ものづくり技術(接合・実装+表面処理) |
業種 | 食品製造業 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 120名 |
本店所在地 | 福岡県みやま市 |
事業計画名 | 冷凍果物・野菜の鮮度維持の向上と視認性を一新する包装技術の確立 |
補助事業の概要 | 冷凍の果物や野菜の鮮度の長期保持を可能にさせ、中身の視認性を向上させるために、真空スキンパック技術を採用する。また、使用するフィルムやトレイについて、最適な素材や厚さを研究し、実用化を目指す。 |
企業の内部・外部環境分析 | <強み> ・たこ焼きの移動販売、そのためのカプセル式店舗の開発、その後のFC展開による事業拡大、冷凍たこ焼きの製造・販売、みかんの皮をむいて丸ごと冷凍した「むかん」の製造・販売など、常に新たなことにチャレンジする風土が醸成されている。 ・たこ焼きやみかんの冷凍により冷凍技術のノウハウを蓄積している。 ・冷凍たこ焼きや「むかん」の流通を通じて、大手のコンビニエンスストアー等の流通業者との繋がりがある。 |
<弱み> - |
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<機会> ・本社のある福岡県は野菜や果物などの農産物が豊富である。 ・単身世帯数の増加や高齢化の加速に伴い、加工済みの食品・食材への需要が増加している。 ・高齢者向けの介護施設や要介護世帯の増加が続く中、給食需要の拡大が見込まれる。 |
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<脅威> ・果物を食べる人が減少し、果物の消費が伸び悩んでいる。 |
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補助事業の新規性・革新性・独自性のポイント | ・従来の冷凍果物は、店頭の冷凍ケースに入れていても、その扉の開閉によるケース内の温度変化等により、果物に含まれる水分が失われ、鮮度・味が落ちてしまい、賞味期限も短くなっている。また、一般的に冷凍食品は派手なパッケージのものが多く、消費者がパッケージの中身を確認しづらいものが多い。このような問題点を解決するために、生鮮果物や野菜の真空スキンパックによる包装を導入する。真空スキンパックとは、食品の形状に合わせて、皮膚(スキン)のように特殊フィルムを真空密着させるものである。これによって冷凍による鮮度の長期保持が可能となり、果物の形状や鮮度が消費者にも見えるようになる。しかしながら、真空スキンパックはコスト高が原因で国内では商品化されていないため、海外の業者から当社オリジナルの設備を輸入する。その後、同設備で使用するフィルムやトレイについて、最適な素材や厚さを研究し、実用化を目指す。 |