企業名 | ニシジマ精機株式会社 |
補助金・助成金名 | ものづくり補助金(H25年度補正)/ものづくり技術 |
業種 | 金属製品製造業 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 42名 |
本店所在地 | 大分県佐伯市 |
事業計画名 | 付加価値の高い大型製品製造が可能になる五面加工機の導入と販路開拓 |
補助事業の概要 | 最新鋭の大型五面加工機を導入することにより、生産性を向上させ、高熟練工への育成を行いつつ、加工から組立までの一括受注を実現することにより、競争力を強化し、販路拡大を目指す。 |
企業の内部・外部環境分析 | <強み> ・製鉄関連機械の部品加工・組立を主力として、一般産業機械、半導体装置部品及び船舶部品について、一貫した生産工程による工場管理生産システムを確立している。 ・二交代制を採用しており、昼夜8時間の準夜勤体制により、短納期での対応が可能となっている。 ・3次元加工に取り組んでおり、火力・水力・風力発電のタービンブレード等の製造にも積極的な姿勢を見せている。 |
<弱み> ・従来の加工方式では治具の製作を含めてかなりの時間を要している。 ・従来の加工機の生産設備加工能力は10トン級に留まっている。 |
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<機会> ・複雑形状品や一貫生産品(材料調達から加工、製缶、組立まで)に対するニーズが年々高まってきている。 ・20~30トン級の製品のニーズが増えてきている。 |
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<脅威> - |
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補助事業の新規性・革新性・独自性のポイント | ・加工機の生産設備加工能力が10トン級であったために、20~30トン級製品のニーズが増えてきているものの、対応することができない。 この問題点を解決するために、最新鋭の大型五面加工機を導入する。これによって、生産設備加工能力が10トン級から20~30トン級となり、これまで対応できなかった規模の大きなものを受注できるようになる。また、従来の加工方式では治具の製作を含めて約64時間を要した加工時間が最新鋭の大型五面加工機の導入により約32時間となる。さらに、NCプログラムが比較的簡単に操作できるものとなり、プログラム時間の短縮にも繋がる。別途工場敷地面積の増設を高度技術者の育成を行うことにより、既存の多工程から脱皮をして、高品質な一貫生産体制の再構築を目指す。 |