目次 1.設備の概要 2.導入によって期待できる主なメリット |
1.設備の概要
標本の各部分の屈折率や厚さの違いによって透過光に生じる位相差を明暗の差に変換することにより、無色透明な試料を観察できるようにした顕微鏡です。標本を無染色・非侵襲的に観察することができるため、特に生物細胞を観察する場合や臨床検査に多く用いらます。歯科では、これを用いて、歯周病や虫歯の原因となる口腔内細菌の種類や量等を観察します。
2.導入によって期待できる主なメリット
1)標本を染色する必要がないため、標本が変質・死滅することがなく、生きたままの姿で観察することができる。
2)位相差の検出能力は非常に高く、約1/1000λ程度までの光路差のあるものまで検出可能と言われている。
3)像に方向性がないため、試料を置く方向によって像の見え方が異なることはない。