以下は2019年度(第2回)(申請予約期間:2019年7月17日~9月25日)の募集要項です(現在は募集締切)。
次回の募集のために、参考にご覧ください。
目次 1.事業の目的 2.申請要件 3.事業の内容 1)経費の助成 2)サービス担当マネージャーによるハンズオン支援 4.審査 1)審査方法 2)審査基準 5.その他 |
1.事業の目的
本事業は、都内中小企業者等が取り組む革新的なサービスの事業化に要する経費の一部を助成するとともに、サービス担当マネージャーによるハンズオン支援を行うことで、東京発の新サービス事業モデルの創出と早期の事業化を促進し、都内中小企業の産業競争力強化、都民利便の向上、新市場創造における雇用創出を実現し、東京の産業の活性化を図ることを目的とする。
2.申請要件
主に以下の3つの要件をすべて満たす必要がある。
1.助成対象事業のビジネスモデルについて、経営革新計画(東京都)が承認されていたり、東京都ベンチャー技術大賞で受賞する等、一定の要件を満たしていること。
2.中小企業者(会社及び個人事業者)等であること。
3.法人の場合は、登記簿謄本(履歴事項全部証明書)等により都内所在(本店または支店)が確認できること。
3.事業の内容
都内中小企業者等が取り組む革新的サービスの事業化に要する経費の一部を助成するとともに、サービス担当マネージャーによるハンズオン支援を行う。
1)経費の助成
①助成対象期間
<第1期>2020年1月1日~2020年12月31日
<第2期>2021年1月1日~2021年12月31日
②助成限度額: 2,000万円
③補助率: 1/2以内
④助成対象経費
マーケティング調査委託費 | サービスモデルの構築のために行われるマーケティング調査を外部専門家に委託する経費 | |
開発費 | サービスモデルの構築に必要なデバイス等の試作、情報システムの構築等、開発・改良に要する次に掲げる経費 | |
原材料・副資材費 | サービス開発に直接使用し消費される原材料、副資材、部品等の購入に要する経費 | |
外注・委託費 | サービス開発の一部を外部の事業者、大学、公設試験研究機関等に外注・委託する場合に要する経費 | |
直接人件費 | サービス開発に直接従事した主な社員・役員の人件費 | |
設備導入費 | サービスモデルの構築に必要な機械装置や備品の購入、リース・レンタル(据付費・運送費も含む)に要する経費 | |
規格認証費 | サービスモデルの構築に必要な規格、認証の新規取得に要する経費 | |
産業財産権出願費 | サービスモデルに係る産業財産権の出願(調査も含む)に要する経費 | |
販路開拓費 | 展示会等参加費 | 展示会出展する際に要する経費 |
イベント開催費 | 自社が開催するイベントに要する経費 | |
広報ツール製作費 | 製品カタログ・パンフレット、PR映像等のPRツールの製作に要する経費 | |
広告掲載費 | 新聞・雑誌・Web等への広告掲載、ダイレクトメール等広報物の発送を外部の事業者に委託する場合に要する経費 |
2)サービス担当マネージャーによるハンズオン支援
①事業計画のブラッシュアップ
事業性の観点から、事業計画の課題と方向性を提示し、具体性の高い事業計画に向けた助言を行う。
②事業化に向けた実行支援
事業の進捗状況に応じて、販路開拓や資金調達等の助言・支援施策のコーディネートを行う。
4.審査
1)審査方法
①一次審査(書類)/資格審査、経理審査、事業審査
②二次審査(面接)/面接審査
2)審査基準
①資格審査(本助成事業の資格要件に合致しているか)
②経理審査(事業計画を行うための財務基盤が健全であるか)
③事業審査(革新性、市場性、実現可能性、成長性、産業への貢献・波及度)
5.その他
・実施主体は東京都です。
・採択率は平成28年度(2016年度):39.1%、平成29年度(2017年度):14.3%となりました。